ワークショップ「圏論による認知モデリングの可能性」

Workshop: Category theory for working cognitive scientists


※ 参加人数の把握のため、2018年12月29日(金)までに、参加登録をお願い致します。
登録フォーム→ https://goo.gl/VLAhvM

 登録は締め切りました。多数の皆様の申し込みありがとうございました。

 申し込まれた方には当日の予定をメールにて連絡しております。連絡がないという方は、お手数ですが までご連絡ください。

※ ワークショップ終了後、長浜駅にて懇親会を開催いたします。


プレゼンター

  • 日高昇平(JAIST)
  • 布山美慕(JAIST)
  • 高橋達二(東京電機大学)
  • 高橋康介(中京大学)
  • 西郷甲矢人(長浜バイオ大学)
  • 山川宏(ドワンゴ)

スケジュール

時間 内容
13:00-13:50 認知科学での圏論の可能性 (日髙昇平・JAIST)
一般向けのイントロとそれが認知科学へどう応用できるか
13:50-14:40 比喩の圏論的モデル (布山美慕・JAIST)
圏論の認知モデリングの応用事例
14:40-15:30 自己言及と貨幣の圏論によるモデリング (高橋達二・東京電機大学)
TBA
15:30-15:40 休憩
15:40-16:30 圏論で恒常性 (constancy) の一般化を目指す(高橋康介・中京大学) 認知心理学者の視点から圏論による認知モデリングの可能性について議論する
16:30-17:30 コメント (西郷甲矢人・長浜バイオ大学)
とディスカッションも含めて。
17:30-18:30 圏論と人工知能(山川宏・ドワンゴ人工知能研究所)

開催趣旨

2018年認知科学会OS「意味理解とオブジェクト認知 : ホモ・クオリタスとしての人間理解へ向けて」にて、西郷さんをお招きして、認知科学への圏論の導入の試みを紹介しました。

その後、圏論を用いた認知モデリングの可能性についての議論がごく一部で盛り上がっており、新しい認知科学の道具になる可能性を模索すべく、今回、圏論と認知モデリングに関する一般公開ワークショップを開催します。今回は、認知科学・認知心理学の中で圏論がどのように使えるのか、具体例を示しながら議論する予定です。

日高氏は(参加者がいれば)総論として一般向けのイントロ、認知科学への応用の道筋を議論します。 布山氏は実際に「比喩」の圏論的理解を試みていますので、その中身について解説していただきます。 高橋本人はまだ圏論を理解しているわけではありません。最近考えている恒常性(constancy)の一般化について、圏論を使って表現できないだろうかと思っている、という状況です。恒常性の一般化について紹介して、圏論の利用可能性について議論します。言語記述(あるいはボックス&アローモデル)による認知モデル表現に満足できない認知心理学者が次のステップに踏み出すための手助けになるかもしれませんが、余計混乱するかもしれません。

参加者がいなくても開催しますが、幅広い皆様の参加をお待ちしております。